Excel データの入力(オートフィル)

★便利なデータの入力方法ーオートフィル機能

複数の隣り合うセルに連続したデータを入力するときなどには、オートフィル機能を使うと便利です。

オートフィル機能は、基準となるデータが入力されている範囲を選択して、フィルハンドルをドラッグすることで、フィルハンドルをドラッグした先までデータが入力される機能のことです。フィルハンドルはセルの右隅にカーソルを合わせると下図のような黒い十字のマウスポインタに変わるところです。

オートフィルでできること

■登録済みの文字列連続データの入力

登録済みの文字列の場合は、下図のように連続データを入力することができます。

■入力された数値や文字データのコピー

1つの数字や登録されていない文字列をオートフィルすると、そのデータのコピーを入力することができます。
※C列のデータで分かるようにオートフィルのコピーでは書式もコピーされます。

「オートフィルオプション」ボタンを使用する。

「オートフィルオプション」ボタンを使用すると、オートフィルの結果をコピー以外から選択することができます。
「オートフィルオプション」ボタンは、オートフィルを実行した後、セル範囲の右下に表示されます。

文字データの場合

■セルのコピー 値も書式もコピーされます。
■書式のみコピー(フィル) 値はコピーされずに書式だけコピーされます。
■書式なしコピー(フィル) 書式はコピーされずに値だけコピーされます。

数値データの場合

■セルのコピー 値も書式もコピーされます。
■連続データ 1ずつ増やした値が入力されます。
■書式のみコピー(フィル) 値はコピーされずに書式だけコピーされます。
■書式なしコピー(フィル) 書式はコピーされずに値だけコピーされます。

日付データの場合

■コピー  値も書式もコピーされます。
■連続データ 1日ずつ増加した日付が入力されます。
■書式のみコピー(フィル)  値はコピーされずに書式だけコピーされます。
■書式なしコピー(フィル)  書式はコピーされずに値だけコピーされます。
■連続データ(日単位) 1日ずつ増加した日付が入力されます。
■連続データ(週日単位) 土日を除いた日付の連続データが入力されます。
■連続データ(月単位) 1月ずつ増加した日付が入力されます。
■連続データ(年単位) 1年ずつ増加した日付が入力されます。

2つの数字を比較してオートフィル

2つのセルに数字を入力しその2つの数字の関係から同様の連続データを入力することができます。

★大量のデータは[連続データ]ダイアログを使う

連続する数値を大量に入力したいときは、マウスでドラッグすると時間がかかってしまいます。

その場合、「連続データ」機能を使ってダイアログボックスから増分や停止値を指定して入力を実行することができます。