セル書式の変更(フォントの変更)
セルに入力されているデータのスタイルや見え方を変更したい場合は、セルの書式設定の「フォント」画面から変更ができます。
この画面からは、「フォント名」「文字スタイル」「文字サイズ」「下線」「色」「文字飾り」の変更ができます。
選択した書式は、プレビューボックスに反映されます。
また、文字書式の変更はツールバーのボタンからも変更することができます。
表示形式
セルに入力されている、数値の見せ方を設定する場合にセルの書式設定の「表示形式」タブから指定します。
分類タブから書式グループを選択し、各書式の項目から要素を指定します。
標準
数値
入力された数字の小数点以下の値を表示したい場合
桁区切りのカンマ記号を表示したい場合
マイナスの値の表示スタイルを変更したい場合
通貨
入力された数字の小数点以下の値を表示したい場合
数値の先頭に通貨記号をつけることができます。
マイナスの値の表示スタイルを変更したい場合
会計
選択できる書式要素は、通貨の場合と同じですが、「¥」記号がセルの左側に表示されます。
数値の右端とセルの枠線の間隔が広くなります。
0を入力した場合「ー」で表示されます。
数値には、「¥」と「,」(カンマ)がつきます。
日付
セルに入力されている日付の形式や数値を、異なる日付の表示形式に変更できます。
数値として入力されている値は、シリアル値(1900年1月1日を1として日付を数字で表したもの)として認識され日付に変換されます。
時刻
Excelでは、時刻は全て「シリアル値」という数値で格納されています。
シリアル値(24時間を1として時間を数字で表したもの)を様々な時刻の形式で表示させる場合に時刻の表示形式を選択します。
パーセンテージ
セルの数字を百分率で表示する場合に選択します。
合わせて、小数点以下の桁数を指定することができます。
分数
セルに入力されている数字を分数形式で表示する場合に指定します。
分数記号(/(スラッシュ))を使用して入力すると、日付の形式と判断されますので、分数形式で入力する場合は、
数字の0+半角スペース+分子の値+スラッシュ+分母の値
という形式で入力します。
指数
指数表記とは任意の有理数を m ✕ Re の形式で表現します。
Rは、m及びeの基数で、mは有理数、eは整数です。
mを仮数部、eを指数部と呼びます。通常R=10です。
Excelでは、仮数部と指数部の間に記号Eをはさみます。
例) −1.234E-05(=−1.234 ✕ 10−5)(=-0.00001234)
1.234E+05(=1.234✕ 105)(=123400)
文字列
セルに入力された数字を計算の対象としてでは無く、コードとして使用する場合などは文字列の形式を選択します。
その他
郵便番号や電話番号、漢数字での表記や全角で数値を表記したい場合はこちらから該当するスタイルを選択します。
ユーザー設定
書式記号を使用して様々な表示スタイルを定義することができます。